シラバス詳細

タイトル「2025年度」、カテゴリ「函館校」

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科目情報

科目名

地域プロジェクトⅡ

クラス

36

担当教員

今野 英明

実務経験のある教員による講義
開講学期

後期

開講時期

3Q ~ 4Q

曜日・時限

時間割外

科目種別

科目区分

学科共通(国際地域学入門)

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

授業コード:29381 AU

講義情報

授業形態

実習

授業概要

「地域プロジェクトⅠ」の成果を振り返って、プロジェクトの問題点を洗い出し、改善案を策定する。次に、改善されたプロジェクトを地域の人々と連携しながら遂行する。その終了後に、大学において、以上の活動を、今後の学修を意識しつつ、地域学と協働という視点から振り返り、最後に、「地域プロジェクトⅠ」および「地域プロジェクトⅡ」の成果を大学と地域に対して公表し、批評を受ける。この授業は実習によって実施する。

対応するディプロマ・ポリシー

5 地域の活性化・再生に,主体的に行動し取り組む姿勢を身につけている。
6 地域社会の課題を調査・研究し,その成果を国際的視野を持って他者に伝えるコミュニ
ケーションの能力と方法を身につけている

到達目標

*プロジェクトⅠにおける地域課題の理解やプロジェジェクト構想・遂行を客観的に振り返り、問題点を特定することができる。
*特定された問題点に基づき、必要に応じて地域課題の理解やプロジェジェクト構想・遂行に修正・改善を施すことができる。
*地域の人々やプロジェクトメンバーと積極的に連携しながら、地域の課題を解決するためのプロジェクトを遂行することができる。
*地域の課題に関心を持ち、主体的に思考・発言・行動することができる。 
*プロジェクトをめぐる全体的な活動を振り返りつつ、その成果をわかりやすく発表会や報告書を通して公表することができる。

授業計画

第1週:「地域プロジェクトⅠ」の反省・問題点の特定(1) 
 2週:「地域プロジェクトⅠ」の反省・問題点の特定(2) 
 3週:「地域プロジェクトⅠ」の反省・問題点の特定(3) 
 4週:プロジェクトの改善案の策定(1)
 5週:プロジェクトの改善案の策定(2)
 6週:プロジェクトの改善案の策定(3)
 7週:プロジェクトの改善案の策定(4)
 8週:改善版プロジェクトの遂行(1)
 9週:改善版プロジェクトの遂行(2)
10週:改善版プロジェクトの遂行(3)
11週:改善版プロジェクトの遂行(4)
12週:プロジェクトの総括と成果公表準備(1)
13週:プロジェクトの総括と成果公表準備(2)
14週:プロジェクトの総括と成果公表準備(3)
15週:プロジェクト成果発表会実施および報告書提出
※上記を目安としつつも、地域の実情やニーズ等にあわせて柔軟に対応を図る。

成績評価

*プロジェクトⅠにおける地域課題の理解やプロジェクト構想・遂行を客観的に振り返り、問題点を特定することができたかを、第1週~3週までの取り組み状況および第15週のプロジェクト成果発表会によって評価(15%)
*特定された問題点に基づき、必要に応じて地域課題の理解やプロジェクト構想・遂行に修正・改善を施すことができたかを、第4週~7週までの取り組み状況および第15週のプロジェクト成果発表会によって評価(20%)
*地域の人々やプロジェクトメンバーと積極的に連携しながら、地域の課題を解決するためのプロジェクトを遂行することができたかを、第8週~11週までの取り組み状況および第15週のプロジェクト成果発表会によって評価(30%)
*地域の課題に関心を持ち、主体的に思考・発言・行動することができたかを、授業全体の取り組み状況によって評価(10%) 
*プロジェクトをめぐる全体的な活動を振り返りつつ、その成果をわかりやすく発表会や報告書を通して公表することができたかを、成果発表会および報告書によって評価(25%)

教職チェックリスト

社会性や対人能力
 ボランティア団体・NPO・文化サークル等の地域の団体・関係者とも連携を図る。
教育への使命感や責任感、教育的愛情
 教育実践から学んだ事や課題解決の方策などを学生同士で話し合い、自分たちなりに考えを深める。
 子どもたちに寄り添い、受容的共感的に対応するとは 具体的にはどうすることなのかを事例などを通して習得する。
 子どもたちとふれ合う機会を意識的につくり、コミュニケーションをとれるように努める。
 一人一人の個性を大切にし、よさを見つけて積極的に評価し励ます。
【H29以降学生】社会性・対人関係
 社会人として他者と適切に関わる能力獲得を目指し、場に応じた挨拶、服装、言葉使いをもとに、他者や異文化を尊重した言動をとる。このことから、意識的に良好な人間関係や円滑な協力関係の基盤を作りだす。
 地域への理解と参加を目指し、学校、園の環境や地域文化を理解する。そのために、学校・園が行う公共活動や職場体験、地域奉仕活動に積極的に参加し、保護者や地域の人と適切なコミュニケーションを図る。
 地域との連携・協力から学んだことについて学校での活動に生かすことを目指し、地域の様々な活動及び地域での子どもの様子を参考にして、指導内容・方法を工夫する。
【H29以降学生】教育的愛情・使命感・責任感
 教育実践から学んだことなどから課題解決の方策など、学生同士で話し合い、考えを深めている。
 一人一人の個性を大切にし、よさを見つけて積極的に評価して励ましている。

テキスト

使用しない

参考文献

*柳原・光多・家中・仲野編著(2014)『地域学入門―<つながり>をとりもどす―』ミネルヴァ書房
*北海道教育大学函館校人間地域科学研究会編(2011)『学びの空間 はこだて―地域を学ぶ、地域で学ぶ』五稜出版社
*慶應義塾大学教養研究センター監修,新井和広, 坂倉杏介(著(2013)『アカデミック・スキルズ グループ学習入門――学びあう場づくりの技法』慶應義塾大学教養研究センター(※特に第1~3章)

関連する授業科目

オフィス・アワー

月曜日・5時限・研究室 

備考(履修上の注意等)

教育実習やインターンシップ等

該当科目

実務経験