シラバス詳細

タイトル「2025年度」、カテゴリ「函館校」

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科目情報

科目名

現代社会の情報活用

クラス

03

担当教員

今野 英明、中村 秀夫、三上 修、竹中 康之、三上 かつら

実務経験のある教員による講義
開講学期

前期

開講時期

1Q ~ 2Q

曜日・時限

木1

科目種別

科目区分

現代社会の情報活用

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

講義情報

授業形態

講義とPCを使った演習

授業概要

今後のデジタル社会においては,数理・データサイエンス・AIを日常の生活や仕事等の場で使いこなすことが求められます。また,数理・データサイエンス・AIに関する知識・技能を基に,これらを扱う際には,人間中心の適切な判断ができ,不安なく自らの意思でAI等の恩恵を享受し,活用できるようになることも求められます。そのため,本授業では,社会におけるデータ・AI利活用について考えたり,各自が持参した端末を用いて,実際にデータを読んだり扱ったり説明したりする演習を行います。同時に,データ・AIが引き起こす課題についてグループディスカッション等を通して捉えるようにします。

対応するディプロマ・ポリシー

国際地域学科 地域協働専攻

幅広く深い教養と豊かな人間性を身に付けている。

到達目標

1.データ・AIによって社会及び日常生活が大きく変化していることを理解する。
2.数理・データサイエンス・AIが,今後の社会における「読み・書き・そろばん」であることを理解する。
3.データ・AIの活用領域の広がりを理解し,データ・AIを活用する価値を説明できる。
4.データ・AIを利活用する際に求められるモラルや倫理について理解する。
5.データ駆動社会におけるリスクや猛威について理解する。
6.個人のデータを守るために留意すべき事項を理解する。
7.スプレッドシート等を使って,小規模データ(数百件〜数千件レベル)を集計・加工できる。
8.AIの得意なところ,苦手なところを理解し,人間中心の適切な判断ができる。
9.社会の実データ,実課題を適切に読み解き,起きている事象の背景や意味を判断できる。
10.地域環境科学グループにおける学習で必要となる,コンピュータの操作に関わる基本知識と技能が身に付いている。

授業計画

第1回:本学情報システムとコンピュータの基本操作
第2回:01_PCを使った情報共有の基本
第3回:02_ Excelの基礎
第4回:03_データ分析の基礎
第5回:04_アルゴリズムの基礎
第6回:05_情報リテラシー及びプログラミング教育①
第7回:06_プログラミング教育②
第8回:07_Society5.0におけるビッグデータとAIの活用
第9回:08_仮説検証プロセスとオープンデータ活用
第10回:09_情報セキュリティとデータ倫理
第11回:10_AIと機械学習の実践入門
第12回:コンピュータとアプリケーション利用の基礎(1)
第13回:コンピュータとアプリケーション利用の基礎(2)
第14回:コンピュータとアプリケーション利用の基礎(3)
第15回:全体のまとめ
※授業内容を身に付けるために,各回の予復習に取り組む時間を週4時間以上必要とします。

成績評価

【評価方法】
① 第2回から第11回(70点)
・各回で実施する小テスト(到達目標1~9に対応)をもとに評価
 第2回(到達目標1)、第3回(到達目標7)、第4回(到達目標3,9)
   第5回(到達目標3)、第6回(到達目標2)、第7回(到達目標3)
   第8回(到達目標1)、第9回(到達目標8)、第10回(到達目標4,5,6)
   第11回(到達目標8)
  ・各1回ごとのテストは7点満点
② 第12回から第15回(30点)
・各専攻で課す課題 (到達目標10に対応)をもとに評価
【評価基準】
 A…90点以上
 B…80~89点
 C…70~79点
 D…60~69点
 F…59点以下
【欠席の取扱い】
 全ての講義に出席することが前提となります。
 ■第2〜11回
  第10回までで計3回以上の欠席は単位を認定することができません。
 ■第1回,第12回〜15回
  第2〜11回までの分も合わせて合計4回以上の欠席は単位を認定することができません。

教職チェックリスト

1 学習指導

・学習意欲に関する理解、教育課程の意義や編成の方法、教授方法や教授技術、教材論(教材・教具や情報機器の基本的な活用法を含む)

1-3-2-3 授業づくりの資料収集・資料作成、教材・教具作成にICT機器や書籍を有効に活用する。

1-3-3-6 授業での子どもの状況把握や評価のためにICT機器を有効に活用する。

教職チェックリスト(自由記述)

テキスト

必要に応じて授業資料をオンラインで配付します。

参考文献

参考文献
・佐藤昌宏(2018)EdTechが変える教育の未来,インプレス
・堀田龍也ほか(2020)学校アップデート,さくら社
その他,第11〜15回での各専攻分野の授業担当者からの指示に従ってください。

関連する授業科目

情報教育実践論:これまで学校にICT機器が導入された経緯やプロセスをふまえ、Society5.0時代の教育の在り方を検討する。また、授業におけるICT(情報通信技術)活用、情報活用能力の育成、校務の情報化等の方法や先進実践、ICTを活用した授業づくりや情報活用能力を育む授業プランを作成して検討することで、具体的な指導計画をたてる。

オフィス・アワー

備考(履修上の注意等)

・コンピュータを活用しながら授業を進めます。ノートパソコン及び電源アダプタを持参してください。
・大学から発行されたアカウントとパスワードでGoogleのアプリやCBT等にアクセスします。個人アカウントは使えません。必ず大学のアカウントでログインができるようにしてください。
・授業が始まる前に,各自の BYOD 端末に,本学で包括ライセンス契約をしている Microsoft 365 を必ずインストールしておいてください.インストール手順書は以下のページに用意されています。
https://hokkyodai.sharepoint.com/sites/kakujoho/SitePages/Microsoft365-Office.aspx
・第2回(Excelの基礎)・第3回(データ分析の基礎)は,事前配布資料(授業解説スライドおよび演習課題シート)があります.必ず事前にダウンロードしてから授業に出席してください。
・第4回(アルゴリズムの基礎)では,イヤホンまたはヘッドホンの持参とソフトウエア「Sonic Pi」の事前インストールが必要です。
・第5回(情報リテラシー及びプログラミング教育①)では,GoogleFormで情報リテラシーの課題(20問)があります。忘れずに実施してください。

教育実習やインターンシップ等

実務経験